ひとりあそび

ただ書く。書きたいから書く。

良書紹介「乱読のセレンディピティ」

先日ブックオフでステキな本を見つけたので紹介します。

 

「乱読のセレンディピティ外山滋比古

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セレンディピティとは思いがけないことを発見する能力のこと。

これはセレンディップと三人の王子というおとぎ話に由来していて、

探していると出てこないけど、思いがけないことから出てくる、という話。

 

で、乱読というのは、興味のある本を流し読みでもいいからたくさん読む。

そこから何か発見がある、というようなことだと思います。

あと、図書館よりも購入する方が、身銭を切るので頭に入りやすいということも。

 

あと、文字情報だけではなく、声に出した言葉も重要であり、

何しろ、議論・談話・会話ができるのは、今のところ人間だけ。

ロボットにはできないし、会話によって思いがけない発見もある、

というようなことも書かれております。

 

 

私個人の体験からしても、セレンディピティには思い当たる節がありすぎます。

そもそも、この本を見つけたのもセレンディピティ

エスペラント会館に行ったときに、たまたま駅前のブックオフに立ち寄って

この本を見つけました。

 

また、大学時代に2週間ほどイギリスに滞在したのですが、

当初の目的は英語を話せるようになりたい、というのと

私の好きな映画「マイ・フェア・レディ」の舞台となった地を見たいということ。

 

しかし、一番印象に残ったのは、

「キューガーデン」がとにかく素晴らしいということ。

そしてキューガーデンに感動した私は、

日本で植物関係の仕事をするに至りました。

 

これ以外にもたくさんセレンディピティ体験はあるのですが、

ひとまず置いておきます。

 

で、このセレンディピティという言葉はこの本を読む前から知っていました。

それは、ジ・アーク・カンパニーの安田隆さんのワークショップに行った際に

セレンディピティについて触れていたからです。

その話に感動し、セレンディピティについてなんとなく調べたりしたものの、

色々あって忘れていたところでこの本を見つけました。

 

また、安田隆さんのワークショップでは

セレンディピティを起こしやすくする技法を教えていただきました。

その具体的な方法にはここでは触れませんが(彼の著書には載っています)

カギは「瞳孔を開く」ことだそう。

そして「あ~そっか!」っていう体験をすると瞳孔が開くのだそう。

カルチャーショックっていうのかな?

 

一つの本を通して過去の色んな体験を思い出しました。

読書の良さって、現実との相互作用にあると思います。

一回読んでピンと来なかったことがわかるようになったり、

ある体験によって良書を発見することができたり。

 

活字好きなので、本には時間もお金もかけていこうかと思います。